コロナ体制 2021 8 7

 理想を言えば、新型コロナウイルスの感染者は、
原則として、入院、あるいはホテルなどの療養施設に入所する。
やむを得ない事情がある人は、自宅療養とすべきです。
新型コロナウイルスの感染者は、症状が急変するからです。
 昨年、よく言われたことは、
「さっきまでスマホをいじっていたのに、
突然、呼吸困難になってしまった」ということです。
 私が思うに、人間の肺は、我慢強い臓器ではないかということです。
限界まで、何事もないような素振りを見せるが、
限界を超えたら、ギブアップするという感じでしょうか。
 個人的な思いですが、
たとえ無症状で入所して無症状で退所する人でも、
退所する時は、
胸部CT画像を確認したほうがよいのではないかと思ってしまいます。
 もちろん、これは杞憂であり、
心配性と言われてしまうかもしれません。
 若い時に、肺を痛めると、その後の人生は、大変だと思います。
中高年になれば、肺に負担をかける作業や運動はないでしょうが、
若い人は、そういうことを避けられないでしょう。
 たとえば、観光バスが山頂付近の駐車場まで行くとします。
出発地点から山頂まで標高差があるとします。
「バスを降りたら、胸が苦しくなった、背中が押される感じがする。
他の観光客や友達は、なんともないと言っている」
このような場合は、肺や心臓に何かがあるかもしれません。
 今は、人生100年時代と言われます。
そういう時代は、「QOL」(Quality Of Life)こそ大事です。
 大海に涙をこぼしたとしても誰も気づかない。
羊の群れが谷に向かって突進していると書いたのは、6月だったか。





















































































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